タミフルの異常行動と妊娠中の服用について

タミフルは、インフルエンザと診断されて処方されたりその予防薬としても使用されることがあります。インフルエンザのウィルスはとてもはやいスピードで増殖します。インフルエンザを発症してから症状が悪化するのが早いのはこのためです。タミフルは、このインフルエンザウィルスをやっつけるものではなく、増殖を抑える働きを持っています。ウィルスが完全に増えてしまってからでは、効果が充分にはっきされません。インフルエンザを発症してからできる限り早くタミフルを摂取する方が良いと言われるのはこのためです。しかし、大変効果がある反面、服用による異常行動が疑われています。子どもの場合、高熱による幻聴や幻覚が起こることで異常行動をすることがあります。また脳炎や脳症が疑われる場合もあります。そのため、タミフル服用時の異常行動には、タミフルによる異常行動、高熱によるもの、脳炎、脳症によるもの、と原因は一通りではありません。厚生労働省は、異常行動とタミフルの副作用の因果関係は認められないとしながらも、10代の子どもへの服用を原則中止することと、医療機関へ通知しています。また、妊娠中は免疫力が低下しており、インフルエンザなどの病気にかかると回復が遅れたり症状が悪化したりなど、心配事が増えます。タミフルは、妊娠中の服用でも先天性異常や流産など胎児への影響がないとされているため、妊娠中も処方されます。むしろ、重症化を防ぐ為にもタミフルを服用することは必要だともいえます。しかし、胎児への影響が心配な方はいるので、医師としっかりと相談して納得のいくように説明を受けることが大切です。また、自己判断での服用はできず、必ず医師の指示が必要不可欠なものでもあります。